名探偵コナン「 第621話 ホームズの黙示録(0 is Start)」

今回の見どころは、コナンの事件の解決方法と恋の行方である。
はじめに、犯人の見つけ方。テニスを見に来ているならば、ボールを追って顔が左右に動くはずであり、顔を動かさない者が犯人であるという、テニスという競技ならではのものだった。このヒントは、ミネルバが、ギリギリの高いロブを上げるという所から思いついたものである。さすが、プロのテニスプレイヤーであるし、それだけのヒントでわかるコナンもさすがである。とはいえ、「チャンピオンポイントを取られても、粘れ」というコナンの要求を忠実に行うことができるミネルバもすごい。というのも、このポイントを取られたら、お母さんが死んでしまうのだから、ラリーは続けずポイントを取れるときには早く取ってしまいたいと思っているだろうし、プレッシャーも大きいからである。
恋の行方に関しては、新一は、良いことを言うなあと思った。確かに、ミネルバが言うように、「love=0」であり、「0をどんなに重ねても負け」である。しかし、新一が言うように、「0=start」なのである。すべては、何もない状態から始まる。テニスでも、0からはじまり、15、30・・・と数えていくのだ。0が無ければ、loveが無ければ何も始まらない。
全てはゼロからはじまるということは、恋も人生も掛け算ではなく足し算であるということを暗に言っているように思う。足し算であるため、一度に何倍にも増えることはない。しかし、コツコツ積み重ねていけは、その分、数は増えていくのだ。
一度に大きな変化がわからないため、増えているのか不安になるが、その一ポイントの積み重ねが勝利につながるのだろう。

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